僕と同じ誕生日(1月17日)のベンジャミン・フランクリンは、ご存じ、アメリカ建国の父と言われ、アメリカの独立戦争、独立宣言、憲法制定などに大きな影響を与えた人だ。
さらに、、雷雨の中、凧を揚げて稲妻と電気の関係を実験したり、避雷針を発明したりもしている。
100ドル紙幣の肖像画にもなっている。
ところで、このフランクリンが我々、人類に与えたことは何かというと、それは、人それぞれの幸福実現という考え方と方法を提示し、自ら証明していったということだろう。
「人は、王様や君主の幸せを実現するために生きているのではない。自分の幸せを実現するために生きているのである。それは、正直、誠実、勤勉などの、人間として望まれる徳を身につけていこうとする習慣によって可能となる。」と主張している。
これは、僕に言わせれば、「人類の普遍の原則」が初めて確立されたものだ。
この考え方が、その後、世界中に広まり支持が得られた。
ところが、どうだろう? 今の日本は?
権利主義、駆け引き、ムード先行、流行に乗り遅れるな・・・・・・。
フランクリンが言っている個人の幸福実現は、誠実や勤勉などの「人格」を磨く、という前提があってのものだ。
人格を磨き、心を高めていくという習慣を持つ人にして、初めて、真の幸福は実現すると言っている。
これは自分のためでもあり、世界のためでもある。
人間にとって大切なこと、それをひとつひとつ身につける習慣を持とう。
毎日が、幸せへの過程となる、ってわけだ。



