2011年08月08日

人は哀しくて哀しいと言う訳ではない。

哀しくても泣く訳でもない。

人は、泣くことが出来るから哀しくなるのだ。


哀しいと表現出来るから哀しくなれるのだ。

可笑しいから笑うのではない。

笑うことが出来るから可笑しく思えるのだ。


哀しいとか嬉しいとか楽しいとか苦しいとか、そうした感情は、内から湧き出るものではない。


人と接することで、他人に対して表現することでやっと明らかになるものなのだ。



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怒るから手を上げるのではない。

手を上げたから怒るの。


「ひとり」で起こっている奴はいない。

「ひとりの理由」で泣いている奴はいない。


誰かの手に触れたから涙が出てくる。

あなたが「詩」を口ずさむから、優しくなれる。


無人島でひとりで暮らしていたら、「喜怒哀楽」の感情は消えるだろう。


あなたがいるから、僕は嬉しんだ。

あなたがいるから、僕は悲しいんだ。


きみがいるから、僕は優しくなれるんだ。

きみがいるから、僕は怒ったりもするんだ。



あなたの顔を見た瞬間に涙がこぼれてきた。





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posted by ホーライ at 19:34| Comment(0) | あなたに届けたい言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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