2011年07月23日

傑作ビジネス小説!『下町ロケット』 池井戸 潤 (著)

今週はちょっと別の観点でのビジネス本の紹介です。

先日、直木賞をとった小説『下町ロケット』です。

あらすじをざっくりと言いますと・・・・・・

元ロケットエンジン研究者が失敗の責任を取って研究所をやめた後、佃製作所という親の町工場を継いだところから始まるビジネス小説です。



「その特許がなければロケットは飛ばない――。

大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の熱い戦い!

かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、いまは親の跡を継いで従業員200人の小さな会社、佃製作所を経営していた。



下請けいじめ、資金繰り難――。

ご多分に洩れず中小企業の悲哀を味わいつつも、日々奮闘している佃のもとに、ある日一通の訴状が届く。

相手は、容赦無い法廷戦略を駆使し、ライバル企業を叩き潰すことで知られるナカシマ工業だ。

否応なく法廷闘争に巻き込まれる佃製作所は、社会的信用を失い、会社存亡に危機に立たされる。

そんな中、佃製作所が取得した特許技術が、日本を代表する大企業、帝国重工に大きな衝撃を与えていた――。



会社は小さくても技術は負けない――。

モノ作りに情熱を燃やし続ける男たちの矜恃と卑劣な企業戦略の息詰まるガチンコ勝負。

さらに日本を代表する大企業との特許技術(知財)を巡る駆け引きの中で、
佃が見出したものは――?

夢と現実。社員と家族。

かつてロケットエンジンに夢を馳せた佃の、そして男たちの意地とプライドを賭した戦いがここにある。」


社長と社員が力を合わせて乗り切ってゆく姿が本当にリアルに描かれていて、時間がたつのを忘れさせてくれるほどぐいぐい引き込まます。


気分転換にいかがですか?




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posted by ホーライ at 12:23| Comment(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

『会社で「ブランド人」になれ! 組織で生き抜く10のルール 』

■この本を読めば、自分のキャリアを高める方法が必ず見つかる。

――ハーバード・ビジネススクール教授 マイケル・E・ポーター


あなたの将来を決めるのは努力ではありません。

他人があなたのことをどう考え、噂しているか。

つまり、あなたという「個人ブランド」が高い評価を得ているかどうか、で決まります。


平社員から一流企業のCEOにまでのぼり詰めた著者が、自身の豊富な経験をもとに「個人ブランド」を磨くための10のルールを伝授します。

大事な会議で会長に詰問されて答えに窮したり、上司に面と向かって悪口を言ってしまったり。

身につまされる「危機」に著者はどう対処したのか。

あなたが探していたヒントがきっと見つかります。



■自分も仕事をしていく中で、自分の意見を通そうとすると上司や同僚との軋轢は避けられません。

この様なときに、どう振舞うべきか、どう自分のブランドを守って、作り上げていくかを分かり易く解説してくれています。

筆者も書かれている通り、会社の中でイエスマンに徹するのであれば、本書を読む必要はありません。

ただ会社や社会のために少しでも現状を改善していきたいと思っているならば、一読の価値がある本だと思います。

正直、社内の自分のライバルには読ませたくないと思うくらい非常に参考になる本です。


日本人は猜疑心を持たない様に教育されているため、本書の考えに違和感を感じる方がいるかもしれないですが、会社は合理的な組織だという妄想をまずは取り払って読んで頂きたいです。


自分を伝説のブランドにしよう!


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posted by ホーライ at 17:03| Comment(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則 』

■スティーブ・ジョブズの人生・仕事の法則を解き明かす!

マッキントッシュ、iPhone、iPadなど画期的な製品で世界を変え、アップルを世界トップクラスの企業に復活させたカリスマ、スティーブ・ジョブズ。

本書では、過去30年にわたり、スティーブ・ジョブズが人生や仕事で活用してきた法則を徹底的に解き明かします。

この法則を取り入れると、生き方や仕事の進め方を変革し、自分の可能性を最大限に発揮できるようになります。

「こんなとき、ジョブズならどうするか?」がわかります。



■ジョブズ流 人生・仕事・世界を変える7つの法則

法則1:大好きなことをする(キャリア)

法則2:宇宙に衝撃を与える(ビジョン)

法則3:頭に活を入れる(考え方)

法則4:製品を売るな。夢を売れ。(顧客)

法則5:1000ものことにノーと言う(デザイン)

法則6:めちゃくちゃすごい体験をつくる(体験)

法則7:メッセージの名人になる(ストーリー)


気がつくと、世の中はApple製品だらけである。

昔からAppleの熱狂的信者というのは少なからずいた(僕がそうだ)わけだが、どこかマイノリティの悲哀も感じさせていたはず。

それが今や、堂々のメインストリームです。

おそらく変わったのは、スティーブ・ジョブズではなく、世の中の方ほう。

世の中を変えたのがスティーブ・ジョブズ。


本書では、イノベーションを 「ものごとの新しい進め方で、よい方向の変化をもたらすもの」 と定義し、著者であるカーマイン・ガロ氏が、様々なファクトやコメントから、 スティーブ・ジョブズ流のイノベーションを7つの法則に抽出・集約して説明しています。

”イノベーション”というと物々しい響きがありますが、 企画的な仕事で新しいことを生み出す必要がある人には とても役立つヒントが満載されています。


読んで損はありません。というか読まないと損。

魂が熱くなります。



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posted by ホーライ at 12:06| Comment(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日

プロは読め!●『企業を高めるブランド戦略』田中 洋 (著)

企業の価値と信用はこれで決まる!

現代のブランドは企業の「資産」である。
それを育て上げ、競争優位と顧客の信頼を得るには何が必要か?

ブランドは意図的に育てるもの――「強いブランドとは優れた経営の結果であって、それ自体は管理すべきものではないのではないか」という考え方がある。

たしかに日本の長い商取引のなかで、「三越」のような伝統的なブランドがいくつも形成されてきた。


しかし今日では、ブランドは自然に形成されるものではなく、意図的に育てなければならない対象であり、そこにはブランドを効果的・効率的に構築するための戦略性が必要なのである。


グルメコーヒーの「スター・バックス」などに見られるように、今日ではブランドを短期的に育成し活用していくような経営・マーケティングが競争優位をもたらす市場状況が出現している。

ハッキリ言えば、「よい品質の製品を提供していけば自然にブランドは育成される」という考え方自体が修正を迫られているのである。


自社をあるいは自分を「ブランド化」したい方、プロは必読です!


企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)






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posted by ホーライ at 14:38| Comment(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

お勧めのビジネス書●『心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ 』

お勧めのビジネス書●『心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ 』藤沢 晃治 (著)

先週に引き続き「藤沢 晃治」の本の紹介です。

本書はプレゼンテーションの基本がぎっしり詰まっている本です。

プレゼンに対する心構えから、そもそもプレゼンの主役は誰か?などいう概略から伝える技術として「概観を先に与える」「視覚情報を与える」「聴講者の届ける意識を持つ」などという基本ノウハウが紹介されている。

さらに秀逸なのは第5章で紹介している「説得する技術」だ。

ここには次のことが紹介されている。


1)論理力

2)構成力

3)比喩力

4)事例力


これらの4つの力はプレゼンに限らず、普段のビジネス会話、会議などでも通用するスキルだ。

そんなこんなで、プレゼンの全てをコンパクトにまとめている本書を推薦します。

特に社内でプレゼンが多い人は必読だと思います。

プレゼンで損している人って、多いものね。


心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ (角川oneテーマ21)
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posted by ホーライ at 21:22| Comment(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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