2011年05月19日

臨床ヒト試験・・・「こんなものか?」

ある種のヒト試験のために、今日、採血と血圧、身長、体重の測定のために某施設に行った。

僕が参加する試験については、とりあえず月曜日に自分でプリントアウトして読んでいたが、きっと、当日、施設に行けば、さらに詳しい説明が聞けると思っていた。

が、甘かった!



僕が自分でプリントアウトした資料と同じモノを受付の若いあんちゃんから渡され、「これを読んで、最後のページに署名と捺印をしてください」と言われた。

あらあら。

こんな読みにくい資料を渡して、読んで、同意して、ときたか。



この施設は特定保健用機能性食品(いわゆる「特保」(トクホ))の試験を受託している会社としては、まぁまぁ名前が知られている施設だ。

「特定保健用機能性食品 試験 受託」でグーグル検索すると1ページ目にヒットするぐらいだ。



受付のあんちゃんも学生のバイトじゃないの? という感じで、声も小さいし、要領も得ないし、髪もボサボサだ。

大丈夫かな。。。。

今回は「新薬」の「治験」じゃないからうるさいことは言わない、とは言わない。


こういう施設が「治験アルバイター・治験リピーター」(こんな言葉、無いけれど)を産み出しているのかもしれない。

なにしろ、「怖いこと(副作用など)」を一切、言わない。

何のための試験かも一切、説明なし。

もし、この施設は安全かと個別に相談されたら、おすすめしないな。


あまり細かく書くと営業妨害で訴えられそうなので、これぐらいにしておくけれど、アルファベットを全面に出している会社だからと言って、安心できない。


この先、何が僕を待ちうけているのか、興味津々さ。


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posted by ホーライ at 04:52| Comment(0) | 治験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月23日

『必要なのは“新しい切り口”で見せてくれる新世界』

震災関係のニュースはテレビの各局で毎日放送されている。

放送されている内容はだいたいどこも同じで、避難所の苦労、芸能人、有名人、アスリート等が避難所を慰問するなど。
または、福島原発の現状を政府、東電、原子力保安員の三者からの発表を放映、それに対して原発の専門家のコメントをもらうなど。

そんな金太郎あめを切ったようにどこも似た放送の中、NHKのあるコーナーでは、被災者の方々が画用紙に「今、自分の思っていること」を書いて、被災者本人が自分の言葉で説明するという番組があった。

たとえば、ある夫婦は「今、何をしたいか?」という観点で、画用紙にこう書いていた「夫婦喧嘩をしたい」。
また、あるご婦人は「今、何が欲しいのか?」という観点で、「洗濯機と掃除機が欲しい」と書いていた。
ある女子高校生は女性下着メーカーのトリンプにお礼を書いていた。
なぜかと言うと、その女子高校生が個人的に「●●の避難所は女性が多いけれど、洗濯もできないので下着を送ってくれないだろうか」とメールをトリンプに送ってたら、すぐに1万着の下着が送られてきたというものだった。

このように「被災地を訪問したレポーターの声」ではなく、「被災者本人」の生の声を伝える、という新しい切り口の視点で作られた番組はとても新鮮だった。

「本当に、本当に」困っている「生活のささいなこと」や被災者の東北弁で「全国の皆様に対する支援のお礼」などが生で聴くことができる。

ここで僕が言いたいのは「画一的」な報道が多いなか「独自の視線」で被災者の現状を伝える番組を作ったテレビ局もある、という点だ。



新薬の開発にも「流行」があり、どこかが大ヒットを放つと「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って、製薬各社が似たようなゾロ新を出してくることが多い。

「高脂血症」、「勃起不全」、「アルツハイマー」、「がん」など等。

製薬業界に流行する「言葉」もある。

最近なら「オーバークオリティ(オーバーリアクション)」、「ドラッグ・ラグ」、「アンメットメディカルニーズ」、「国際共同治験」など等。

そういう「画一的」な切り口が多い中、「独自の切り口による視線」で新薬市場を切り開いていく会社もある。(ベンチャー企業に多い。)

「独自の切り口による視線」で世界を切り開き、僕たちに「新しい世界」を見せてくれる会社だ。

誰もそんなことに注目していなかった分野に着目し、画期的な新薬(ピカ新)を出してくる会社だ。



もともと科学の進歩は世界で同時に同じように進んでいる。
その最先端の科学に新薬の開発を依存している業界なので、「似たような」切り口の新薬が出てくるのは、まぁ、当然だ。


しかし、いつでも、どんな時にも「パイオニア」はいる。
そしてパイオニアは、「困難な道」を切り開く、というのは必然だ。
なぜなら、それまで疾病の評価すら存在していない領域を進んでいるからだ。

私たちはそんな会社の出現を待っている。
「世界なんて、どうせ、こんなもんでしょ。」という常識に真向から刃向い「こんな世界もあるんだよ」と新世界を見せてくれる会社の出現を待っている。

「お!そうきたのか!!」と驚くような病気へのアプローチ方法を取るピカ新を待っている。

最近は2010年問題、「行き詰まり」感が否めない製薬業界。

古い体質の製薬業界に「新風」の嵐を巻き起こしてくれる、そんな会社・新薬を私たちは待ち望んでいる。


でも、そんな「新風」も「地道な努力」の上に吹いているんだけどね。





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posted by ホーライ at 21:19| Comment(0) | 治験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

●治験に参加したいですか?

こことは別のブログ( http://hard-wonder.seesaa.net/ )のサイドバーに「治験に参加したいですか?」アンケートボックスを設置した。
設置してすぐに、速攻1分ぐらいで「絶対に参加したくない」というアンケートが投票された。

分からないでもない。

僕もできたら参加したくないが、この業界に長くいて、治験の意義を知っているので、「まぁ、場合によっては参加する」ぐらいだ。
この僕ですらそうだ。

前にも書いたが、僕は治験パネル(患者さんのデータベースのようなもの)に登録している。
「うつ病」の治験薬があったら参加します、という希望でパネルに投稿したのだが、「ウォッシュアウト」(今、治療に使っている薬を2週間とか4週間、使わない期間を呼ぶ)が辛そうなので、これまで参加しませんか電話を2回断っている。

プロトコルに「ウオッシュアウト」が必ず記載されていて、普段はそんなこと、何も気にしないのだが、いざ、自分のことになると、やはりダメだ。

例えば、ガンとか重度の病気にかかり、「もう治験薬を使うしか今の科学・医学では手がありません」的になったら、それはもう絶対に参加する(と思うが。。。。)

普通はそうなのだ。
誰だって、市販薬で治療できるのなら、わざわざ治験薬を使って欲しくないというのが普通の感覚だ。

それが、実際の治験では多くの人に参加して頂いている。

特にガンの治験ではフェーズ1にがん患者さんに参加してもらっている。
その場合、効果が期待できない薬の量から、これ以上、薬を投与したら危険だ、という薬の量まで使わせて頂く。

これなどは、まさに「人体実験」なのだ。

もちろん、本人の自由意思による同意のもと、治験に参加して頂いているのだが、それにしても、だ。


本当に、頭が下がる。

僕たちの仕事は計り知れないほどの患者さんの「ボランティア精神」によって成り立っていることを絶対に忘れてはいけない。


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posted by ホーライ at 21:53| Comment(0) | 治験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月27日

治験に関する僕のささやかな貢献

僕がインターネットで「治験」について書き始めた2000年頃、どうやって「治験」のサイトを宣伝しようかと考えてやったのが、インフォシークの掲示板への書き込みや「プロフィール」(今のミクシィのようなもの)で、色んな人と交流することだった。

あるいは楽天にブログを借り、音楽や本の紹介しつつ、時々「治験」について書いていく、という戦略をとった。

これは今でも続いている。
  ↓
「おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ 」



また、「医薬品ができるまで」のサイトでもブラームスやクリムト(画家)や谷川俊太郎の紹介をして、それらのキーワードでヒットした人を治験のページに誘導する、というものだ。

だから、逆説的だけど、治験を世間一般に広めるには治験とは最も遠いことを書いていくのが有効だった。

ちなみに今でも、たとえば「ブラームス 治験」で検索すると、僕のブログが一番上にヒットする。

これです。
 ↓
「おすすめの音楽と治験活性化」



今でこそ、治験に関する情報はネットにあふれているが、だからと言って、一般の方々が正しく治験を知っていらっしゃるかというと、どうだろう?

これからも、時々は、折に触れ、治験のことを書いていこう。

「治験って人体実験ですか?」

「はい、そうです。ありていに言って、治験は人体実験です。どこからどう見ても人体実験です。ただし、倫理的、人道的、科学的に最大限の努力をしています。」

「こわくないですか?」

「こわいと感じられる人もいると思います。ですから、治験参加にご自身が同意された場合のみ、治験に参加して頂きます。」

「患者にメリットはありますか?」

「ありません。ただ、普段以上に医師の方が丁寧に診察してくれると思います。」

「では、何のために治験をやるんですか?」

「新薬を厚生労働省に承認してもらうためのデータを集めるためです。」

「それは動物実験だけでは駄目なのですか?」

「はい。動物と人間では体の作りが違いますので、動物実験だけでは薬の効果や副作用が分かりません。」

「副作用も出るんですか?」

「はい。一般の薬でも副作用がありますが、同様に治験の薬でも副作用が出ることもあります。」

「安全なのですか?」

「動物でできる限り安全性や副作用を調べていますが、絶対に安全ということはありません。ですから、医師も慎重に治験の薬を使い、万全を期します。」


・・・・・・・というように。


●ホーライの「ハードボイルド・ワンダーランド日記」
  ↓
「ハードボイルド・ワンダーランド日記」


posted by ホーライ at 18:50| Comment(0) | 治験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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